上海に戻ってきたら、ちょっとほっとした。やはり都会は安心できるのかもしれない。
いつも早朝から仕込みなので、時々朝ご飯を運んでもらっていた。その中にはどうしても食べられない おやきっぽいものがあり、私達日本人は先に頂いていた。Mと私はイマイチだった。 すぐに中国人の子が手を出して食べようとするから、“あっ、それはおいしくないよ!”と Mが思わず日本語で言ってしまったけれど、その子は、“これ美味しいんだよー”と私達に 薦めてきてしまった。同じお箸の国の人種でも嗜好があわない物もあるのだなと納得。 それと、10日近くいて、韓国料理以外は殆ど中華。たまにはイタリアンっていうのも香港人にはなく、 ちょっと驚きだった。これはもちろん人によりけりらしいけれど、都会の若者が多いのに、たまには 他の物も食べてみようと思わないのか疑問だった。 油を除いては味付けも好きだったし、香港人のお陰でメニューは全く困らず、彼らの頼んだものを 美味しく頂いていた。でもただ一つ、どうしてもNGなものが、レンコンの甘い味付けのものだった。 友達曰く、ライスプディングと一緒で、美味しい物ならば、それほどまずくないとの事。 あれだけは、どうしても苦手だった。 ホテルの目の前がマンション建築現場になっていて、基礎工事中だったけれど、恐ろしい程の軽めの基礎。これじゃあ木造3階でも心配。建物が建ってしまったら、そんな基礎なんて想像もできないけれど、 こんな建築物には絶対住みたくないと思った。更に朝7時からの工事は、夜型の私には かなりのストレスになると、上海に住んだ事を想像してしまった。 #
by maischaud
| 2008-06-11 00:49
| お仕事
済南最終日は、郊外の公園に行った。行き先がいつも変更されたり、聞いても分からないので、
途中からミステリーロケになってきてしまった。その頃は既に初対面のスタッフとも仲良くなっていて、 大変な撮影も楽しくなっていた。私達2人日本人チームは青島をオーダーしていたので、 青島好きと思われていた。でも、私はいつ誰かが紹興酒を頼んでくれないかと願っていたのであった。 今回の香港スタッフは飲まない人ばかりで、飲んでもせいぜい青島2杯。私の周りだけかもしれないけれど、 香港人ってあまり飲まないっていう印象がなかなか外れないでいる。 公園はフラワーパークの割には花が少なく、市民の憩いの場になっていた。 そんなところで撮影始めたもんだから、騒ぎにならなくても、見物人が多くなってきた。 ここでもなんだかおもしろいモノが沢山あって楽しませてもらった。 #
by maischaud
| 2008-06-11 00:21
| お仕事
その後も早朝からの撮影が夜まで続き、お疲れ気味。
そんな時にも済南の味付けは少々強烈で、腹八分目が始まった。 マックや宅配ピザの時は、満腹食べると胃がもたれるので、仕方なく食べなくては行けない時は、 いつも控えめに摂る様にする。 行きの中国系飛行機で、すでに学んだ事があった。それは、オレンジジュースがオレンジジュースで無かった事。 オレンジの色はしていたけれど、アルコールの味がした。そこからは、オレンジジュースは封印してしまった。 その日の夜のご近所のレストラン。ジャングル風。でもエジプトっぽい壁紙。アラブ仕様と思いきや、サンタもいるよー! ここまではよかったのだけれど、最後に強烈な物を見てしまった! ここのレストランは、3種類の味付けしか存在しない事に途中から気が付いたのだった! #
by maischaud
| 2008-06-11 00:08
| お仕事
3日目は撮影スタート。早朝から準備です。全くの初メンバーなので、何を求められているのか、
ファッション撮影であれば解りやすいのだけれど、フォトブックなのに洋服がファッション。 若干手探りで準備開始。 サプライズで、アーチストの兄弟の結婚式でも撮影可能になったので、地方都市型最新結婚式に 私達もお邪魔してしまった。すっごい昭和な洋風結婚式で、いきなり凄い経験をさせてもらった。 その後街中でも撮影。なんとミニーちゃんが!北京に行かなくても、このフェイクが みられるなんて、思わなかったので私は大興奮。この国に住んだら日常的なのかも しれないけれど、もう突っ込みどころ満載で、私的にはかなりツボを刺激させられた! この子を覗いたら、瞳の網の奥で目が合ってしまい、大変気持ちが悪かった! 黒ズボン(あえてズボンという)とスニーカー。 期待していなかったせいもあったので、街もとても楽しかった。 つづく #
by maischaud
| 2008-06-09 23:45
| お仕事
いつもの仕事仲間のジミーのお誘いで、香港スタッフと共に中国9日間が決定。
初大陸!私は東京からメイクのMと一緒に出発し、上海で香港人と合流。 びっくりな事ばかりで、パリ時代の中華街生活を思い出したりちょっと懐かしい感じ。 先ずは2時間遅れて深夜に上海入り、翌朝済南に空路で移動。 カウンターで預けるスーツケースの中身までチェックが厳しく、メイクのMはネイルは 一人5本までとか意味不明な制限を強いられていた。 そして、出て来た私の仕事ケースはなぜか巨大な足跡。 まあいいですけれど。 2日目は移動日とミーティングなので、後続チームが来るまで近所を散策。 全員揃ってミーティング後、私達もロケハンに参加。 一見ちょっとした街なのだけれど、人が違う。上海の人よりも田舎というかなんと言うか。 香港人と一緒なので、彼らとは英語で話、彼らは北京語で現地の人達と話してくれるので、 困る事は何も無く、大変有り難かった。 #
by maischaud
| 2008-06-09 23:20
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プロフィール
気ままに書いています。
70年代生まれ、東京都在住。髪に携わる職業。ヨーロッパ生活中知り合ったダンナさんと当時の様な時間の流れで東京生活しています。 以前の記事
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